2011年12月24日土曜日

幸せになるための懇話の会を拡げましょう

真言宗僧侶 岸田正博

大阪の知事・市長選挙は、閉塞感の強い情況から生まれた「維新」という「革新」の勝利です。かつての明治維新はそれまでの文化を否定・破壊する「文化大革命」でもありました。そこにはひとりひとりが幸せになれる世の中という基礎はありませんでした。
 「今の世の中どうにかしなくちゃ」、でもそれはオマカセだけでは良くならない。わたしがこの世の主人公だということを忘れちゃならない。 自分を見失わずに本当に幸せになろう。 これがこの世を極楽浄土に近づける原動力。変革のエネルギ―。だから、そのかたちとして①みんなの暮らしが豊かになるためには、②憲法が生かされ、③戦争をしない非核(原発)・非同盟・中立の日本として世界のみんなとつながるようにしよう。
 幸せな世の中、これは単なる政治革新によってもたらされるのではなく、人間らしさの原点の開花によって成就されることではないでしょうか。幸せになるための懇話の会を拡げましょう。  岸田正博(ショウハク)

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