2013年7月25日木曜日

   創作折り紙の楽しみ                 
     ピースフル・オリガミスト
  折り紙は、江戸時代に庶民の間で手遊びとして広まったそうです。千羽鶴などのアイディアも、その頃大きく花開いたとききます。そしていまや、オリガミ(ORIGAMI)は世界共通語になっているほどです。
  折り紙は、もちろん本を見ながら作品を折るのも楽しいのですが、それに飽き足りなくなってくると、自分で創作したくなってきたりします。そうして子どものころからはや20年くらいは創作の道に進んでいます。私の創作折り紙は「経験と勘」に頼っています。伝承作品、誰かの創作した作品の技法を真似て折って「経験」することによって、だんだん「こう折ればあんな形になってくる・・・」という「勘」がはたらいてきます。設計折り紙という高度な数学的アプローチによる精密な折り紙作家もおおぜいいらっしゃいますが、私にはそういうことができないので、「経験と勘」に行き着くわけです。
私の創作のモットーは、「好きな何かをモチーフにすること」と「何かピースフルなメッセージを込めること」です。例えば、大好きな野球をモチーフにする(選手やマスコットキャラクター)、昔よくやっていた釣りにちなんで魚を折ってみる。あるいは、平和への祈りを込めて「はと」や「ピースマーク」を   折ってみたりする――そうやって創作活動をしています。
近頃は、その日見たものをいきなり折りたくなり、絵の具や色鉛筆ならぬ折り紙で「スケッチ」をしています。写真は、平和のシンボルである「折り丹頂鶴」です。もちろん、私の創作、いわば「折りジナル」です。


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