宮本和郎さんを偲ぶ
丁弘之(府中革新懇事務局長)
1月19日帰らぬ人となった宮本和郎さんは、日本美術会、美術家平和会議の中心となってアンデパンダン展や平和美術展開催に大きな役割を担ってこられました。
併せて地元府中でも1985年の府中革新懇結成の結成以来大変お世話になってきました。年表を紐解ますと1988年「政治革新と革新統一を語る講演会」で「自然の心を描いて」と題し講演。90年には連続講座「自然と人と社会と」の第三回で「四季を彩る花と心―自然とふれあう中で」と題し講演されています。2016年に革新懇が発行しました小冊子「府中市の自由民権運動の歴史に学ぶ」の表紙にカットを寄せていただいています。
毎年地元で開催している「個展」も昨年の1月の府中美術館、東郷時、4月の多磨霊園「ゆめたま」が最後となりました。「個展」のご案内で「地球上に生きるすべての生命の大切さと尊厳を描いて50年余」と述べていますが宮本さんの作品が私たちを引き付ける原点がここにあるように思えます。
宮本和郎さんありがとうございました。
宮本和郎さんの経歴
1936年 日野市生まれ
日本画家の宮本十九一さんの三男として誕生
東京芸大日本画科卒業。
美術家平和会議代表委員
日本美術会受任委員
日本美術家連盟会員
九条美術呼びかけ人
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