東京革新懇代表世話人
堤敬さん急逝の報に接し、あまりに突然で呆然とするばかりでした。つい先日会った時のおだやかな話しぶりから、今でも信じられない気持ちです。
堤敬さんは、東京自治労連委員長を退任後、専門委員として組織を代表して民主団体等の役員となり、運動の交流や取り組みの反映に力を注がれました。
堤敬さんは、25年前、たたかう自治体産別組織を東京で立ち上げるため、大きな力を発揮されました。東京自治労連委員長の4年間は、東京と全国の自治体労働運動で中心的な存在として奮闘されました。後半は東京地評議長を兼任し、首都東京の労働運動の前進にも貢献されました。
激務で大変な中でもつらい顔は決して見せず、常に闘いの先頭で指導力を発揮されました。鋭い追及、迫力と説得力ある討論や演説、間違ったことは許さない強い信念、組合員のことをいつも考え、正しい方針と展望を示す。運動の指導者として卓越した力量の持ち主でした。労働運動、社会変革の活動家のあるべき姿を、私は教えられました。
役職を継いだ者として、堤敬さんの遺志を継いで、不屈に闘い続けていくことが、何より大切と思います。ご冥福をお祈りします。
堤 敬さん略歴
1948年7月北海道生まれ
都職労経済支部書記次長・会計・副支部長
自治体労連都職労協議会事務局次長として産別組織結成で奔走
都職労賃金社会保障部長
都庁職執行委員・書記次長・副委員長
東京自治労連書記長・中央執行委員長
東京地評議長
2014年8月25日逝去66歳
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