(全体会で連帯挨拶をするミサオ・レッドウルフさん)
安倍政権の暴走とそれを食い止める国民のたたかいが「激突する情勢」のもと、全国革新懇は2013年11月16日、大阪で「地域・職場・青年革新懇全国交流会」を1700人の参加で開催しました。東京革新懇から、25名の参加がありました。
特別発言を行った志位和夫日本共産党委員長(全国革新懇代表世話人)は、「各分野で発展する『一点共闘』が互いに連帯する大きな流れにしていく『要』としての役割を果たそう。『一点共闘』が国政を変える統一戦線へと発展していく『架け橋』の役割を果たそう」と訴えました。
西東京革新懇が報告
市内にある18の反原発関連の団体に呼びかけ、「みんなのNONUKES西東京」を結成、市内の5駅をリレーする駅頭・散歩街頭宣伝、「原発シンポと親子イベント」、西武沿線92駅アクションなど多様な取り組みを持続しています。また、12の「9条の会」が中心となって、「SAVEザ9条・SAVEザ憲法 西東京実行委員会」を結成し、地域新聞に「戦争のできる国はイヤだ。だから憲法9条を守りたい」との意見広告を1080人の賛同で成功させました。
共同の要である地域革新懇(分散会11月17日エル大阪)
共同の要である地域革新懇(分散会11月17日エル大阪)
分散会では、松元代表世話人が、東京の地域革新懇が、原発ゼロや秘密保護法反対などの共同で「要」の役割を果たしていることを具体的に紹介しました。新堰代表世話人は、東京革新懇が全ての自治体に革新懇を結成することをめざし「地域革新懇活動の手引き」を作成したことを報告しました。
職場革新懇シンポでは
未来をひらく全日空の会の杉山事務局長は、「秘密保護法、国民の目・口・耳を塞ぐ悪法は、重く圧し掛かってきます。航空働者に米軍機とニアミスして報告すると、米軍機の行動が秘密機密扱いとなれば罪になる。航空機部品には、多数の米軍公知規格の部品を取り扱っています。これを誰かに喋ると、これも罪になる、など他人事ではありません。反対の声を職場に広げていくのも革新懇の役目です。」と決意を語りました。
「学び、楽しみ、行動する」をスローガンに掲げ活動している西武革新懇の青木代表世話人は、「もっと大きな視点」が大事ではないかと提起し「西武鉄道に働く人にも、利用者にも、住民にも優しい鉄道であり続けるために労働者、住民目線で経営政策などにも提言・批判を発信することが必要と考えていると、述べました。